スピーカー自作に!フルレンジ・2ウェイの高音質スピーカーキット
 Tang Band 8cmフルレンジスピーカー W3-881SJ
このフルレンジスピーカーユニットは高音域がたいへん素直で刺激的な音、耳障りな音がしないのが特長。かといって高音が物足りないのではなく大変良く伸びたもので、バイオリンの高音成分やシンバルの音も立ち上がり良く爽やかに聴かせてくれます。また、中音域を明確に提示するのでボーカルやソロ楽器をたいへんクリアに表現します。マイルドと言うか落ち着いた所もありながら、出るべき所ではちゃんと出してくれるのが良いところです。ボーカルのサ行、バイオリンの高音部、トランペットのアタック音なども耳にうるさくなく、しかし爽やかに切れ味良く表現するのがこのスピーカーユニットの持ち味でしょうか。また、低音域はポリプロピレン製の振動板らしい弾力性のある質感の良いものです。というか全体的な質感は非常によいものがあると思うのですが。総じて非常にバランスの取れた優れた音質の8cmフルレンジスピーカーユニットであると思います。
振動板はポリプロピレン製でかなり薄く成型されてるようです。マグネットはネオジウムで写真のとおり大変小さい物です。弊社のCB2.2TBは内容積が2.2リットルですので少しでも容積を有効に使うことが出来ます。また、背面への音抜けも少し良くなると思います。フレームは小型のスピーカーユニットにもかかわらずアルミダイキャスト製です。プレス製と違い肉厚が取れ開口が大きく設計できますので、背面の音抜けも良いはずです。Tang Bandのフルレンジユニットの面白い特徴として、ダンパーの背面にスリットというか空気抜きがあります(写真をご覧下さい)。振動板が動くにつれてダンパーも動きますので、ダンパーの背面が密閉された設計ですと空気の排出が追いつかずにダンパーが変形するのを避けると言う考えで作られています。また、このスリットを通してボイスコイルの熱も外側へ逃げやすくする事も考えているのかもしれません。
Tang Bandは非常に多種類のフルレンジを製造しています。8cmフルレンジスピーカーユニットの振動板の材質だけでもパルプ、ポリプロピレン、アルミニウム、チタンと多種類を用意、マグネットもフェライトありネオジウムありと選択に困るほどです。
Tang Bandのホームページ

[仕様]
型番 Tang Band W3-881SJ
形式 8cmフルレンジ
振動板材質 ポリプロピレン
インピーダンス 8Ω
音圧レベル 86dB
再生周波数帯域 100〜20,000Hz
最低共振周波数 100hz
最大外径Φ93mm ・バッフル開口径Φ76mm
ボイスコイル径 20mm
定格入力 15W
最大入力 30W
振動板有効面積 32cm2
X-max 0.5mm
Vas 2.2Ltr
Qts 0.63
W3-881SDフルレンジスピーカーユニット
Tang Band W3-881SJ 8cm Full Range
スピーカーユニット背面
ネオジウムの小型マグネット、フレームも開口の大きな設計です。
アルミダイキャストフレーム
3.5mm厚、剛性のあるアルミダイキャストフレーム
スピーカー背面ダンパー部分
Tang Bandの特徴の空気抜き、ダンパー背面が見えます(画面中央の茶色の所)
スピーカーユニットのPP振動板
センターキャップは少しザラザラした感じに成型されています。

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